奈良県 御所市 歯医者 花岡歯科医院 予防歯科 顎関節治療 ホワイトニング

ホーム お問い合わせ
駐車場をご用意しております
  • 院長・スタッフ紹介
  • 診療の流れ
  • 院内紹介
  • 診療時間・地図

 

診療時間・アクセス

ヘルスプロモーション医院であること

トップページ»  健康の豆知識»  健康の豆知識 記事no.57

健康の豆知識 記事ページ

節水も出来る歯磨き

(震災などによる節水 歯ブラシ不足を余儀なくされた時 ある歯科医のコラム参照)


■虫歯が増える、口臭がする、食欲不振になる……

「緊張やストレス、睡眠不足が原因で口のなか全体からのどが渇いてしまうのはよくあることです。自律神経である交感神経と副交感神経がバランスを崩して正常に機能しなくなり、だ液の分泌が弱まるからです」

だ液の分泌が弱まると、どういう弊害があるのでしょうか。「だ液は、口のなかの微生物を抑えて感染症を防ぐ、虫歯にならないように口のなかを洗浄する、歯を保護する膜を作る、舌の運動を滑らかにして発音を助けるなどの働きがあります。

だから、急なストレスでだ液が出にくくなると、あっという間にすべての歯が虫歯や歯周病になってしまうこともあるんです。同時に、口臭がする、乾いたものが食べにくい、食欲不振になる、舌にコケがたまる、口内炎がひどいなどという症状が出てきます。『ドライマウス』という病気と診断されることもあります。

その対策について、
「理想として、『赤ちゃんのようにあふれるだ液』をイメージしながら、『だ液による歯磨き』をしてください。その後、あご関節を左右に軽く動かす、深呼吸を繰り返すなどの軽い運動を行います。ただし、口の渇きがひどいなと思ったら、可能な限り、早めに歯科医に相談してください。
『だ液歯磨き』は、『節水できる歯磨き法』でもあるんです。その方法こそが口腔のトラブルを防ぐのには有効なんです」その秘策とは……。

■ゆすいだ水を飲み込む

「朝起きたときと就寝前の1日2回、歯磨き剤を使わないで、歯ブラシだけで歯を磨きます。その後、少量の水を口にふくんで、ぐちゅぐちゅと縦横にそれぞれ4~5回ほどゆすぎ、その水を吐き出さないで、ゴクンと飲み込むのです」

「自分の口のなかのものを飲み込むことはなにも汚くはありませんよ。それに、たとえば、断水など水を大事にしたい状況になると、歯磨きを怠るようになります。口をゆすいで水を吐き出す行為が辛くなるんですね。そんなとき、『だ液歯磨き』なら、のどを潤すこと、少ない水資源を体内に取り入れることになって体にいいのです。

だいたい、ゆすいだものを吐き出すという発想は、歯磨き剤を使い出してからのことです。それ以前は、飲み込むのがあたりまえでしたよ。

10年前に水が少ないタンザニアに旅行に出かけたとき、木の枝を上手に使って長時間歯を磨く人たちを見かけましたが、彼らはだ液を飲み込んでいましたね。

歯磨き剤を使うとどうしても吐き出さざるを得ないので、水がない環境では使わないようにしてください。また、塩を使うとのどが渇いてしまうので、水がないときには『塩歯磨き』は適しません」

「一度勇気を出して飲み込んでみると、あとは慣れます。やがて、口腔内が潤うのが分かってきます。市販の発泡剤入り歯磨き剤を使用しないで磨くそのほうが口腔粘膜の力を正常に保つことができるのです」、自分のだ液で磨くことをすすめます。

■歯ブラシがないときは

歯ブラシの代用について
「歯ブラシが手に入らない状況にある場合は、綿棒、ガーゼのハンカチの切れ端、スポンジがあれば小さく切って指ではさんで歯を磨きます。それもないときや病気などで寝込んだときは、だ液だけで食べかすやネバネバをくちゅくちゅと掃除してから飲み込んでください。新たなだ液が出ますから」とアドバイスします。

ストレスと口腔内の異常は密接な関係にあり、だ液の不足は多くの疾病に発展する可能性があること、またその対策には、「だ液歯磨き」が有効である。
チャレンジしてみると、飲み込んだあとに口のなかがリフレッシュされたようで、すぐに新しいだ液が出てくることも実感できました。これはもう、実践あるのみです。

 


ページトップへ戻る